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Graphpaperデザイナー南氏が解説 / PERTEX QUANTUM AIR Bal Collar Down Coat

Graphpaperデザイナー南氏が解説 / PERTEX QUANTUM AIR Bal Collar Down Coat

2025.12.22 / ITEMS

いわゆるダウンを作り続けてる中で
みなさんが想像するダウンは、ジップアップの綿が入っててフードか立ち襟か。
みたいなものが世の中にはほとんどだったので

もう少し本当だったらメルトンとか、
例えばウールの素材とかで作るようなコートタイプのものをダウンで作ったらどうなるのかなみたいなとこが出発点です。

PERTEX QUANTUM AIR Bal Collar Down Coat / BLACK

やっぱり、すごく軽く作れるというのが特徴なのとPERTEXの場合は機能的に撥水が素晴らしいので、



そういった特徴を含めて、これだったらボタンではないので、
開けてのコーディネートとか、色々使いやすくなるのかなと思って。

ただ、これ作るのが結構難しかったんです。
ボワーンってなってしまって、実際の製品に向けてサンプルを2回か3回制作してるんですが、

ちなみに言うと、襟元から肘上あたりまでずっとグラム数が違うんです。



段階的にグラム数を変えていって1回サンプルをばらして、
どれぐらいだったらちょうど体の見栄え的に美しく見えるかを何回も検証した上で
最終的にこれならいいかもっていうところまで到達させて、今工場に製品を作っていただいています。

PERTEX QUANTUM AIR Bal Collar Down Coat / GRAY

これは、ルックの時も多分皆さん思ったかもしれないんですが、
結構膨らむなという印象あるかもしれないですが、自分の目で確認してるので製品は綺麗になるかな。と思います。

本当にこういったものはパターンだけだとなかなか難しくて、
綿がどれぐらいの分量で何gかっていうのを単純計算でいくと
全体で何gみたいな感じで入れると思うんですが、肩回りとか全部計算してグラム数を変えてたりするんです。



やったことなかったっていうのもあるんですけど、これはすごい1番苦戦しました。

同じように首守れれば別にいいかなみたいな感じで、
こういった立ち襟のスタイルで着ていただくこともできるし、
カジュアルに開けて着てもらうこともできるので、意外と使えるんじゃないかなって個人的に思ってます。

自分でも買って、製品が届くのを楽しみにしてるシリーズです。

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