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BATONERデザイナー奥山氏が解説 / SUNSHINE CASHMERE

BATONERデザイナー奥山氏が解説 / SUNSHINE CASHMERE

2026.01.03 / ITEMS

去年の夏に内モンゴルに行ってきました。


兼ねてからカシミアの商品も扱う回数がすごく多いですし、
カシミアの風合いを出すのが山形山地はすごく上手なところがあるので、そういった関わりもあり、前々から行きたいなと思っていました。

カシミアが生息している北緯の山地というのは東西に広がっているんです。
そんな北緯の中でも1番最東端と言われているところに行ってきたんですが東側にあるので、日勝時間が長いという特徴がありまして。

その中で健康的に育った、毛艶がしっかりしていて、
つまり毛の強度が強いという特徴を生かし、有り得ないぐらい細番手の紡毛のカシミアを作りました。



そこから弊社の32ゲージという特殊な機械で編み立てすることで本当に軽くて、
かつキックバック性もあるセーターに仕上げました。

SUNSHINE CASHMERE TWIST TENJIKU CREW NECK / BLACK


いわばカシミアのスウェットのようなガシガシ着れるカシミアのセータというのを作った企画が、
このSUNSHINE CASHMEREと呼ばれている企画になります。



暖冬化してきてますし、冬場でも寒くなる時期っていうのはすごく遅くなっています。

年が開けても寒い時期は後ろ倒しで、
長くなってきてるっていう意味では着ていただく期間が長く、使っていただきやすい風合いというか肉感のモノになってます。



産地で特徴があると思うんですが、産地と呼ばれているものがやっぱりブランド化されています。

その産地に準じたカシミアのクオリティというのが、それぞれ特徴がある商品化されているっていう中で、
今回のモノっていうのは、他の産地にはないような毛自体に特徴があります。

見た目はすごくシンプルなものではあるんですが、
手に取って着ていただいたら手放せなくなってしまうような頼もしい存在になるのかなと思います。

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