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THE FOURNESS

THE FOURNESS

2016.02.26 / BRAND

90年代以降、若者たちを魅了したストリートカルチャー。

シーンの真ん中で、東京カルチャーをつくりあげてきた"THE FOURNESS"のブランドディレクター倉石一樹。
時代の進化と、自身の成長とともに辿りついたのが、倉石流「フォーマル」なTHE FOURNESSというスタイル。
洗練されたデザインでありながら、肩に力をいれずに着用でき、そして品をもつ。
さまざまな人々が存在する現代の社会に、上手くフィットするような、言ってしまえば、カジュアルからフォーマルユースまで、どんなシーンにも相応う服。
そして、常に機能性や品質にこだわりを持ち続け、主張しすぎない美しいラインを描いたリアリティ。



「幅広いシーンで誰にでも受け入れられる服だけど、その人の個性が際立つような服。
想定する年代などは自分自身が基準になっているかもしれませんが、着てもらえるならいろいろな人たちに着てもらいたい。そして自分はこういう人間なんだと個性の出る服作りを目指しています。」
(倉石一樹氏)





C.Gユングという心理学者をご存知でしょうか?

ユングは、この世界を構成する基本的な要素は常に"4"から構成されているとし、円=○が世の中の理想な形であり、それを構成する最小限の分割が"4"=□としています。
そして人の心には、「感情・直感・思考・感覚」……この「4」つの心理機能がありどの機能が強く働くかで、人のタイプが決まってくる、そうユングは考えました。
そんなユングの考えに共感を持った、ブランドディレクターの倉石一樹氏は、それぞれの心理機能に響くような服を目指し「THE FOURNESS」をスタート。



「個性を引き出す普遍性」をテーマに、捉え方は人それぞれでよし、着る人の個性を引き出すような服とはどのようなものか……
倉石一樹氏ならではのファッションに対する探究心が「THE FOURNESS」を生み出しています。



「ユング博士によれば人間には、“思考・感情・感覚・直観”の4つの心理機能があるそうで、それを”FOURNESS”と呼んでいたんです。そこで僕がここで思ったのは、この4つの要素のどれが強い人にも着てもらえる服にしたいということでした。どんな人にも、どんな時でも、その人の着方によって着てもらえるブランドにしたいなと思い、ブランド名を”THE FOURNESS”にしました。」
(倉石一樹氏)



THE FOURNESS
2016 SPRING & SUMMER Collection
2016春夏のコレクションの空気感は、南イタリア/ナポリ。都会的でタイトな北部と比べて、高級リゾート地も存在するリラックスした南部では例えばテーラードジャケットは、裏地なし、肩パットなしのデザインが主流。
そんな南イタリアの雰囲気をイメージし、着心地の良さを追求したアイテムが並びます。
ちなみにデザイナーの倉石一樹氏がインスパイアを受けたのは映画『TRACKS(邦題『奇跡の2000マイル』。
らくだと愛犬をつれて、広大な砂漠を旅をする1人の女性の物語。
キーワードはこの映画の中にもあるとのこと。



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THE FOURNESS
ブランドディレクター:倉石一樹
’90年代、アートスクールへ通うためアメリカへ留学を経験した後、音楽やファッションをメインにグラフィックアーティストとして活躍。ファッションにおいてはこれまでに、「A BATHING APE®」「BURTON」「Clarks」「Fragment Design」「Levi’s」「NEIGHBORHOOD」などとコラボレーションを果たしてきた他、2004年には「adidas」のクリエイティヴマネージャーとして活躍.同ブランド内にて自身が手掛けるライン”84-Lab”を発表する。また2010年より英国アパレルブランド「CASHCA」のクリエイティヴディレクターに就任。2011年からは自らセレクトを手掛けるコンセプトショップ「Heather Gray Wall」をオープン。現在はブランド「THE FORNESS」、「A. FOUR LABS」のデザイナーとして活躍中。また音楽面ではイアン・ブラウン、トミー・ゲレロなどのアルバムジャケットを手掛ける他、自身もアーティストで参加するバンドIS AND ISM(イズ・アンド・イズム)のメンバーとしても活動中。

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