2019 AW
KNIT COLLECTION
at Dice&Dice
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BATONER / THE INOUE BROTHERS... / ANDERSEN-ANDERSEN
BATONER
THE INOUE BROTHERS...
ANDERSEN-ANDERSEN
BATONER(バトナー)
葉山、月山、大朝日岳といった名峰に囲まれ、澄みきった清流が近くを流れる"山形県寒河江市"。
かつて羊毛の産出や紡績が盛んに行われていたニットの聖地としても知られています。
1951年に創業した「奥山メリヤス」は、紡績工場、染工場といった近隣の職人たちと密接にやり取りをすることで様々なメゾンブランドやアパレルメーカーの高い品質を誇る製品を請け負ってきました。
そして、先人が築き上げてきたモノを失うことなく、次へと継承させるべく、ニットウエアブランド「BATONER(バトナー)」が2013年に誕生しました。
日本が世界に誇る技術と伝統、さらなる品質を追い求める意欲をもって、次の世代へと受け継がれるモノを作り続けています。
THE INOUE BROTHERS...(ザ・イノウエブラザーズ)
兄の聡は1978年、清史は1980年生まれ。ともにデンマークのコペンハーゲンで生まれ育った。
「ザ・イノウエブラザーズ」の特徴である、日本の繊細さと北欧のシンプルさへの愛情を基本に生まれたデザインを、彼らは「Scandinasian」(スカンジナジアン)デザインと呼ぶ。
聡はコペンハーゲンを拠点にグラフィックデザイナーとして、清史はロンドンを拠点にヘアデザイナーとしても活躍。
そこで得た収入のほとんどを「ザ・イノウエブラザーズ」の活動に費やす。
ANDERSEN-ANDERSEN(アンデルセン・アンデルセン)
2009年、デンマークのアンデルセン夫妻によりスタート。
海洋国家であるデンマークは昔からニットが非常に盛んでしたが、近年は後継者不足から産業が減少傾向にありました。
しかし、アンデルセン夫妻はこの伝統的なデンマークのニット文化を継承していきたいという想いから昔ながらの編み方を継承しつつ、デンマークのユトランド半島にて生産を始めました。
また定番であるタートルタイプは、デンマークで昔から着られている船員や漁師・ハンターのニットウエアのデザインにインスピレーションを受けて作られており、前後どちらでも着られるニットは忙しい船員達が前後気にすることなく、気軽に着られるように作られています。