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quitan - Product Details

quitan - Product Details

2021.01.31 / INTERVIEW

大切に紡がれた「quitan」のコレクションの品々が、ダイスアンドダイスに少しづつ揃い始めた。生地や染色、様々な形。そのひとつひとつに綺譚のような物語が流れている。ここでは物語の作者であるデザイナーの宮田・ヴィクトリア・紗枝さんに語り部になってもらい、物語のあらすじともいうべき、商品の成り立ちについて詳しく語ってもらった。

■ Double Collar Shirt / Double Stand Collar Shirt / Double Collar Coveralls

打ち込みが良くハリのある綿シルクのタイプライター地を使っています。織りたての生機という状態から、あえてさらしという工程を行わず、強めの洗いをかけました。綿シルクの素材の色そのままに、少し毛足が立った、素朴な風合が楽しめる生地に仕上がりました。これは完全に私の遊びなんですが、襟をしつこいくらいに二重にしています。生成り(ECRU)以外に、ダークネイビー(DARK NAVY)があるんですけど、それは製品染めで染めています。ベースを反応染めで整えながら、二浴で茶色や黒を染めるために使うログウッドという天然染料を低温で入れます。そうすることで、揺らぎのある深いネイビーに染まります。素材がとても気に入ったので、ボタンはくるみ釦にしました。


Double Collar Shirt - ECRU ¥25,000 ( Unisex )


Double Stand Collar Shirt - DARK NAVY ¥27,000 ( Unisex / Colors : ECRU ¥25,000 / DARK NAVY )


Double Collar Coveralls - ECRU ¥45,000 ( Unisex / Colors : ECRU / DARK NAVY ¥47,000 )


■ Wrap Skirt

ほどよく光沢のあるサテン地を、徳島の藍染め工房で手染めしてもらいました。グラデーションにするため濃い部分は何度もつけて染めます。イメージしたのは、インドの北西部にあるラハリアという地域の民族が着る絞り染めの巻きスカート。付属を使わず、エプロンに近い作りにしています。


Wrap Skirt ¥40,000 ( Women's )


■ T-shirt
"quitan" / "process"

これは綿カシミアの素材を使いました。カシミア混で、ふわっと柔らかくとろみのある素材ですが、少しコットンを多めにして、ちょっともちっとするような肉感をもたせています。形は古いフランスの軍モノの肌着をベースにした、少し縦長のシルエットです。アンダーウェアがベースですが、しっかり一枚でも着れるように気をつけて作っています。他のアイテムにも共通して言えることですが、サイズやメンズ、レディースといった先入観をできるだけ排除して、自由に着てもらえるといいなと思っているので、あえてS,M,Lという言い方をやめました。なので、ゆったり着たい方は大きいサイズを着たり、自由に好きなシルエット選んでほしいです。刺繍は群馬県の桐生の職人さんが、ハンドルミシンという古いミシンを使って一つ一つ丁寧に刺繍してくれています。“quitan”のロゴは、文化の交歓という言葉をキーワードに、何度も描いた文字を解体してブリコラージュして作りました。アラビア文字をイメージして、右から左に描いています。なので、刺繍も右から施しています。"process"の大きく配された文様は、アボリジニの象形文字をヒントに、quitanを形づくるための プロセス上で生まれたものです。「3人の男性、 3 人の女性、多くの子供で構成された新しいコンポジション」 それは石に見え、山に見え、川にも見える。かつては自然の中の人であることを表したであろうものを再構成することで、人により自然が見えてくるようになる姿勢を表したい。新しい⺠族の情景。letters written by Aya Watanabe (Kamigoto) bricolaged/constracted by Hirofumi Abe


T-shirt "quitan" ¥13,000 ( Unisex )


T-shirt "process" ¥20,000 ( Unisex )


■ Turkmen Stripe
Jacket / Vest / Work Pants

コレクションを作るときに一番最初に作った生地です。トルクメニスタンの民族衣装の生地のニュアンスを、黒とインディゴのシャドーストライプみたいな感じにアレンジしています。インディゴの経糸、黒の経糸、インディゴの緯糸はすべて番手が違います。先染めのインディゴで、中白で染まっているので着用と共にフェードしてきてストライプがはっきりしてきます。このような縞のことを唐桟縞というんですけど、昔インドから日本に伝わってきた縞模様で、木綿の服でも絹の着物を着ているように、こなれて見えるということで重宝された縞模様らしいんです。インドで発祥したものがトルクメニスタンや日本など、いろんな国に伝わって使われていることに面白みを感じました。ジャケットの形は割とボックス型にしながらも、着やすいように少し前振りに袖を振って立体的に作っています。わざと脇下に接ぎを設けているんですけど、これはアジアの洋服の作り方から着想を得ています。裏地を総裏にした理由は、裏地と表地の縮率に差があるので、洗いをかけたとき内側と外側の縮む具合が違ってきます。間に空気が入ってクシュっとふくらみができるので、それを狙って裏地をつけました。パンツはヨーロッパの古いワークパンツの形を再現しています。深い股上や背面のV開きなど、ヴィンテージのディティールやパターンを踏襲しつつ、くるみ釦とすることでスラックスのような綺麗な印象に仕上げました。男女問わず履いていただけるユニバーサルな形になっていると思います。


Sample


Jacket - Turkmen Stripe ¥53,000 ( Unisex )


Vest - Turkmen Stripe ¥33,000 ( Unisex )


Work Pants - Turkmen Stripe ¥36,000 ( Unisex )


■ Pique de Provence
Jacket / Vest / Work Pants / Circuler Skirt

南仏の伝統的な織物にピケドプロヴァンスというものがありまして、ジャガード織りの織物なんですけど、1890年から1900年代ぐらいの資料を参考に日本で再現したのがこの素材です。愛知県の尾州産地で織っています。袋織りのジャガード、よくフクレジャガードという言い方をするんですけど、裏にも糸が走っていて裏の緯糸に強撚糸という撚りを強くした糸を打つことで、水を通したときにぎゅっと後ろの糸だけにテンションがかかって縮むことで、この凹凸が表現できます。裏地はオーガニックコットンのちょっとつるっとした袖通りの良いものを使っています。サーキュラースカートは、本当にまん丸のカットで作っています。接ぎが6枚接ぎになってるんですけど、あえて生地の取り方を交互に上下変えています。そうすると地の目が色々になるので、光の乱反射みたいになって動きが出るように狙っています。


Sample


Jacket - Pique de Provence ¥53,000 ( Unisex )


Vest - Pique de Provence ¥33,000 ( Unisex )


Circuler Skirt - Pique de Provence ¥46,000 ( Women's )


■ Hemp Twill
Armish Dress / Snow Patrol Pant / Naval Thai Pant

これも尾州の毛織の機屋さんで織った夏の素材です。綿ヘンプ素材で緯糸にヘンプを二本ひき揃えで打ち、経糸は黒の綿糸の単糸で織っています。尾州の織物は、毛織り物の背景なんですけど、広幅でゆっくり織りあげていくので、空気を含んでいてとても優しい風合いにあがるものが多いです。糸使いはかなり強い感じに織ったんですけど、割と優しい風合いも感じられるような生地に仕上がってます。ドレスは重ね着をしているような、スカーフを肩に巻いているような、しかし極力ディティールを排除した質素な仕様で仕立てられたアーミッシュの女性の衣服に惹かれ、参考にしました。スノーパンツは、イギリス軍の雪山の山岳部隊のオーバーパンツがベースです。これはあえてビンテージのものから仕様はあまり変えていなくて、本当にイージーの仕様で、ポケットが前につくイギリス軍の特徴的な仕様も残しています。少しゆとりのある素材感なので、楽に着てほしいものにこの素材を選んでいます。タイパンツは、USのマリンパンツのステッチワークや股上の深さなどをベースにしながら、リラックス感のあるタイパンツに仕上げました。マリンパンツとタイパンツをドッキングしたような形です。


Sample


Armish Dress - Cotton / Hemp Twill ¥46,000 ( Women's )


Snow Patrol Pant - Cotton / Hemp Twill ¥39,000 ( Unisex )


Naval Thai Pant - Cotton / Hemp Twill ¥36,000 ( Unisex )


■ USN OEKO TEX® Denim
Half Sleeve Shirt / Naval Thai Pant / Work Pant

40sのUS NAVYのデニムの生地を再現しようということから始まりました。なので9.75オンスの少しライトなものを使っていて、着用を重ねると縦落ちするようなものではなく、全体的に褪せていくようなフェード感を出したかったので、緯糸に生成りではなくグレーの糸を打っています。糸の生成から、染色、加工まで生地作りの全ての工程に対して、しっかり環境配慮がされている、というエコテックス認証という世界基準をクリアしたデニムファブリックです。デニムを作る、量産するという中で、作りすぎない、必要なもの以上作らないためにはどうすればいいかと考えて、あえて制約があった方がいいだろうと思い、エコテックス認証に準拠するよう取り組んで作りました。デニムを使った商品に関しては、付属も含めてネーム以外は全てエコテックスの認証がかなった素材を使っています。ハーフスリーブシャツは、シャツの形なんですけど、袖の上に接ぎがないです。アジアの洋服だったり日本の着物だったりは、平面的に作っていくようなところがあって、足りない部分は四角のパーツで補います。織り上がった生地は元々四角いので、その四角い生地に対して、四角のパーツで作っていくと、始末がとてもよく、理にかなっています。そういうところを見習ってこの形に辿りつきました。


Sample


Half Sleeve Shirt - USN OEKO TEX® Denim ¥26,000 ( Unisex )


Naval Thai Pant - USN OEKO TEX® Denim ¥29,000 ( Unisex )


Work Pant - USN OEKO TEX® Denim ¥26,000 ( Unisex )


■ Mixed Stripe
V-Front T-shirt / Egiptian Guide Dress / Easy Pant

残糸をつなぎ合わせて編みたてた、マルチボーダー生地です。糸をランダムに使用しているので、カラーはアソートです。シルクロードの縞感があり、とても気に入ってる生地です。このカットソーも、四角いボディに直角に袖がついて、足りないところを四角をで補っていくという作り方です。着てみると、袖とかも割と楽なんですけど、始末が良く無駄が少ない作り方です。ドレスは100年ほど前の写真資料を参考にしました。エジプトのガイドとして働く少年が着た、丈の⻑いワンピースを再現しています。


Sample


V-Front T-shirt - Mixed Stripe ¥16,000 ( Unisex )


Egiptian Guide Dress - Mixed Stripe ¥26,000 ( Women's )


Easy Pant - Mixed Stripe ¥18,000 ( Unisex )


■ Knit
V-Back Knit / Knitted Vest / Knitted Hood

ニットの産地である山形県の創業約70年の歴史あるメーカーにて編み立てら れた編み地を使っています。素材は綿100なんですけど、強撚糸を使ってカリッとした質感仕上げて、夏に着ても嫌じゃない雰囲気にしています。これも全て製品染めで、二浴で染めています。インディゴ(DARK INDIGO)は藍をちょっとのせたり。べたっとしないように、立体感のある動きのある色味が出るように気をつけています。ニットの形は、首に沿って2.5cmぐらい襟が立ち上がるイメージです。前後どちらで着ても大丈夫な首元の作りにしているんですけど、元々の規格は後ろにスリットがきます。この後ろスリットは、日本の着物の背守りから着想を得ました。着物って必ず後ろに縫い目があるんですよね。それは構造上できてしまうものなんですけど、縫い目って「目」じゃないですか。なので、後ろからくる悪いものから守ってくれる魔除けのような意味があるらしくて、守ってくれたらいいなと思ってつけました。子供の着物には後ろに縫い目がないので、わざと刺繍をしてあげるんですよ、それがやさしいなと思って、もともと縫い目のあるシャツにも刺繍をしています。ベストはフランス陸軍の布帛のベストや、アメリカ軍のレッドクロスのニットベストの着用感を参考にしつつ、フロントの開きにアレンジを加えて、襟は1.5cmほど首に沿って立ち上がるようにしています。少し大きめのサイズでTシャツの上に着ても綺麗に見えるし、夏場女性がインナーだけ着て、1枚で着ても様になるようなイメージで作りました。フードは、1921年のイランで学舎の前に並ぶペルシャ人とアルメニア人の女子生徒たちの集合写真の資料を参考にしました。頭に巻くスカーフや布がもし、フードであったら、必要な時にかぶり、そうでない 時は脱ぐことが出来る。quitanでなら、そんな自由で遊び心と余白に満ちたものが あってもいいと思いました。


V-Back Knit ¥43,000 ( Unisex / Colors : ECRU / TINT / DARK INDIGO )


Knitted Vest ¥33,000 ( Unisex / Colors : ECRU / TINT / DARK INDIGO )


Knitted Hood ¥26,000 ( Unisex / Colors : TINT / DARK INDIGO )


■ Pleated Dress

フランスのぶどう祭りなどで着られていたような、重厚なリネン素材で仕立てられたアンティークのエプロンの美しいギャザーを手本にしました。その美しさを繊細なキャミソールドレスで再現し、手しごとのあたたか味と風にのるような軽やかさを共存させました。


Sample


Pleated Dress ¥46,000 ( Women's )


■ Pojagi Bag

韓国のチョガッポ(ポジャギ)に学び、このquitanのファーストコレクショ ンから出る残布をつなぎ合わせたバッグをつくりました。


Pojagi Bag ¥13,000 ( Unisex )


■ Jamdani
Henley Shirt / Easy Pant / Frilled Tunic / Angarkha Dress / Pleated Dress / Stole

インドの右側の西ベンガル地方、コルカッタという町のはずれにある機屋さんで織ってもらったジャムダニ織の生地です。手紡ぎ手織りでゆっくり織ってくれるのでガーゼのような風合いに仕上がっています。柄も緯糸に太い糸を手で織り込みながら作ります。ジャムダニ織のサリーは、長い布を体に巻いて着るので、内側に巻き付けて見えなくなる出だしの部分には柄を入れず、端に近づくにつれて徐々に柄を帯びていきます。それが、無駄がなくてすごくいいなと思ったので、そこから学んで、耳から半分だけに柄を入れるようにして、どうしてもハサミが入ってしまいやすいもう半分には柄を入れず作りました。なので、できるだけ柄の手仕事を壊さないように耳づかいをして作るようにしています。ワンピースの裾端が長くなっているのは、耳づかいで作っているからです。チュニックもさっきお話ししたような作り方で、直角に袖をつけて足りないところを足して作っています。Angarkha Dressはインド式のカシュクール。元々は男の人用の長衣で、これに小さな同じ生地の帽子を被って着ています。


Sample


Sample


Sample


Henley Shirt - Jamdani ¥30,000 ( Unisex )


Easy Pant - Jamdani ¥33,000 ( Unisex )


Frilled Tunic - Jamdani ¥56,000 ( Women's )


Angarkha Dress - Jamdani ¥63,000 ( Women's )


Pleated Dress - Jamdani ¥56,000 ( Women's )


■Cotton Silk Khadi
Henley Shirt / Easy Pant / Frilled Tunic / Travel Tetra

この生地は、先シーズンから販売していたマスクの表地と同じ素材です。インドで手紡ぎ手織りされた綿シルクの平織り素材で、一応カディと呼んでいます。本来カディとは、ガンジーがイギリス植民地の時に、自分たちの手仕事を守るために推奨していた綿100%の織物のことを意味するので、厳密にはカディとは呼べませんが、この生地もインドで手紡ぎ手織りで織られたものなので、尊敬を込めてカディと呼んでいます。シルク100%だと弱くなってしまうので、綿カシミアのTシャツと同じように、コットンを混ぜて弾力を持たせるようにしました。これも炭を使って二浴で染めています。ターコイズの色の方は、桑の葉を少し入れて、水色に対してグリーンを少しのせるような染めをしています。イージーパンツはミリタリーウェアのインナーパンツ参考に、ほどよく力の抜けた感じを目指しました。ペチコート必須なんですけど、楽チンだしおすすめです。テトラ型のポーチは、コーヒー牛乳のテトラパックを参考にしたんです。今はなかなか旅に出れないですけど、旅を夢見ることをわすれないでほしいなと思って、コンタクトのケースとか、旅に携帯したい小さなものを入れやすい大きさにしました。


Henley Shirt ¥33,000 ( Unisex / Colors : TURQUOISE / TINT )


Easy Pant - Cotton ¥35,000 ( Unisex / Colors : TURQUOISE / TINT )


Frilled Tunic - Cotton ¥59,000 ( Women's / Colors : TURQUOISE / TINT )


Travel Tetra "Small" ¥9,000 / "Medium" ¥12,000 ( Unisex / Colors : TURQUOISE / WHITE )


■ Made in FRANCE
Manteau "L'armée Française" / Veste "Amish" / Pantalon "Cricket" / Tunique "Col Châle"

生地はいわゆるフレンチリネンの素材を使って、縫製もフランスの工場です。そして、鮮やかなブルーの製品染めは、ガロンヌ川の流れるフランス南部の町はずれにある染工場にて、パステル染めというフランスの古くから伝わる染色方法で染めてもらいました。インドから藍染が伝わって、扱いやすく染まりやすい藍染の方が一気に産業として主流になったんでけど、それまでフランスでブルーの染色をするときは、パステル染めで染めていたそうです。パステルっていうのは、黄色いお花が咲く菜の花みたいなアブラナ科の植物の一種で、それを藍染と同じように、染料の元を作って、釜にじゃぶじゃぶつけて、染まったものが空気に触れると、一気に酸化還元して、ブルーに変色するっていう染めの方法になります。本当に古くからある染色で、絨毯屋さんの知人が見せてくれたんですけど、3500年程前の絨毯にもパステル染めで染めているものが残っていました。紀元前の人たちも、パステル染めでブルーを染めていたんですね。ブルーってとても高貴な色とも言われていて、貴族の人とかが着る洋服もこのパステル染めで染めていたそうです。それほどフランスに根付いた染色だったんですけど、今は産業として完全に衰退してしまっています。今それを復活させようとしている染工場が何社かあり、その中のひとつに染めてもらっているものになります。


・Manteau "L'armée Française"

1940年代のフランス陸軍のコートを参考にしました。フランスらしく襟はあえて襟台を持たせず、直接襟口に付いています。襟の形はフランスの同時期のワークジャケットのような丸い襟で、首元は前下がりにしていますので、割と楽に着てもらえます。


Manteau "L'armée Française" ¥79,000 ( Unisex )


・Veste "Amish"

アーミッシュのジャケットをベースにしています。アーミッシュってすごくかっこいい人達なんですけど、独特でルールがすごく厳しい人達なんですよ。服を着る時もボタンとかの付属を使ったら絶対ダメみたいで、女子はまち針でワンピースを留めて着てる人もいるぐらいなんです。さすがにちょっとボタンがないと締まらなかったので、ボタンはつけたんですけど、ポケットや背面のパターンはできるだけ要素を減らして、アーミッシュの衣服の特徴に習っています。


Veste "Amish" ¥60,000 ( Unisex )


・Pantalon "Cricket"

イギリスのクリケットパンツをベースにしました。コインポケットにフラップがついていたり、昔のイギリスのスポーツ用のパンツのディティールを残しています。結構かっちりした見た目なんですけど、生地感と相まって着心地は割と楽チンでそれが気に入ってます。


Pantalon "Cricket" ¥49,000 ( Unisex )


■ Made in FRANCE
T-shirt "V-Back" / Cache Cœur "Sportif" / Pantalon "Easy" / T-shirt "V-Front" / Robe "Egiptienne"

フランスのバスク地方の入り口と言われるようなエリアの小さな街の、100年もの歴史を持つカットソーメーカーで作っています。彼らは自分たちはバスク人じゃないってはっきり言うんで、あえて入り口って言うようにしています。本当に目の前にピレネー山脈が見えて、側に小川が流れてて、フランスの工場と聞いて思い描く風景そのままのとても素敵な工場です。色を作り、糸を染色し、編み立てて、カットして、縫製するっていう全部の工程を、その一つ屋根の下でやってくれてます。この工場では、環境配慮のため化学染料の色しか作らないと決めているそうです。色出しがとにかく得意で、有名メーカーも糸の染色をこの工場に頼むほどです。


・T-shirt "V-Back"

サイズ展開を減らして、00、0、1、2のサイズにまとめました。00は130〜140cm前後の子供からコンパクトなシルエットが好きな女性まで着られるように設けました。それからピッチを4センチずつかなり大きめに取っているので、1つのサイズに収める人をできるだけたくさん持って、子供から大人まで着れるユニバーサルな規格を目指しました。生地の厚みも、いわゆる定番のバスクシャツより少しウエイトをダウンさせて、でも夏用のペラペラなものよりは厚みのある、1枚でも着心地がよく、ちょっと寒い時には重ね着もできるような、ちょうど中間ぐらいの厚みにしました。


T-shirt "V-Back" - WHITE , TURQUOISE ¥19,000 ( Unisex / Colors : TURQUOISE / TINT / WHITE / WHITE , TURQUOISE )


・Cache Cœur "Sportif"

ちょっとスポーティーな形のトップス。ヴィンテージのアウトドアウェアをベースに、カシュクール型にアレンジして作りました。肉感のあるソリッドな生地の風合いがいい具合にマッチしました。


Cache Cœur "Sportif" - TURQUOISE ¥25,000 ( Unisex / Colors : TURQUOISE / TINT / WHITE / WHITE , TURQUOISE )


・Robe "Egiptienne"

こちらはリネン100%です。かなりウエイトを軽くして、透け感のある素材感にしています。着用した瞬間の涼しげなタッチとほどよくムラのある風合いが特徴です。こちらもフランス生産ですが、形は100年くらい前のナショナルジオグラフィックの写真に写るエジプトのガイドの男の子が着ていた、丈の長いワンピースを再現しました。


Robe "Egiptienne" - WHITE ¥43,000 ( Women's / Colors : WHITE / DARK NAVY / STRIPE )


■ Espadrilles
"Basic" / "Room" / "Ballet"


エスパドリーユは、ピレネー山脈の麓に位置する、山バスクと呼ばれるエリアのエスパドリーユ工場で、職人さんたちの手によって一足一足手作りされています。ソールは縄を作って巻いていく昔ながらの製法で編んでいます。定番のエスパドリーユの形("Basic")に加え、スリッパ型のルームシューズやサンダルとしても着用できるようにした形("Room")と、バレエのトゥシューズをイメージした、ながめの紐を足首にぐるぐると巻いて着用する形("Ballet")を用意しました。生地は他のアイテムでも使用しているTurkmen StripeとPique de Provence。そして、一度も使用されることなく廃材となった車のエアバッグを再利用してつかいました。エアバックって形がいびつで、生地を取れる場所が物によって全然違うので、無駄なく使えるエスパドリーユに使いました。車ってどんなパーツもリサイクルできるように出来てるらしいんですけど、唯一エアバックだけは再利用できず、燃やすこともできないので、埋めるしかないようなんです。エアバッグが作動することなく役目を終えることは一番ですが、人の命をまもるための道具がリサイクルできずにただ廃材になってしまうのは、寂しく、また本当に人に、地球にやさしいとは言いがたいように感じるのです。非常に微力ですが、そんな意志を形にのこしたいと思いましたちょっと透け感があってお洒落に仕上がってとても気に入っています。


Espadrilles "Basic" - Air Bag ¥12,000 ( Unisex / Fabrics : Air Bag / Pique de Provence / Turkmen Stripe )


Espadrilles "Room" - Pique de Provence ¥10,000 ( Unisex / Fabrics : Air Bag / Pique de Provence / Turkmen Stripe )


Espadrilles "Ballet" - Turkmen Stripe ¥15,000 ( Unisex / Fabrics : Air Bag / Pique de Provence / Turkmen Stripe )


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